税金と為替





「FXで大儲けした主婦が脱税」というニュースを見たことはありませんか。

FXで得た利益は、所得税法上は雑所得となり、課税の対象になります。

雑所得とは、給与所得・事業所得・不動産所得など所得税法で具体的に区分された9種類の、いずれにも該当しない所得のことです。

FXの利益の中で課税対象になるのは、取引によって発生した売買益とスワップ金利による利益であり、年末における含み益など未実現の利益は課税の対象ではありません。

次に、雑所得の計算について説明しましょう。

計算の際には、FXにおける利益の他、外貨預金による為替差益や公的年金 (公的年金等控除額を控除後)や原稿料・講演料などがあれば合算します。

この時、取引所為替証拠金取引による損益は、申告分離課税の対象となり、この合算計算には含めないので注意してください。

FXにおいて、利益と損失が生じている場合には、これらを通算して損益通算してください。

損益通算した雑所得の収入金額から必要経費を差引いた結果が、雑所得の金額になります。

必要経費に関しては、「収入 (利益) を得るために要した費用」と規定されていますが、具体的な項目は定められていません。

一般的な常識の範囲内で判断し、税務署から問い合わせの無いようにしてくださいね。

領収書等の証拠書類も必ず保管しておいてください。

所得税法の時効は7年なので、法定納期限(3月15日) から最低7年間は保管する必要があります。






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